スケールモデル研究所
アリイ 1/32 オーナーズクラブ No.33 「'71 ニッサン・フェアレディ240Z(昭和46年) 」
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アリイ 1/32 オーナーズクラブ No.33 「'71 ニッサン・フェアレディ240Z(昭和46年) 」
アリイ 1/32 オーナーズクラブ No.33
「'71 ニッサン・フェアレディ240Z(昭和46年) 」

日本を代表する高性能スポーツカーがこのフェアレディZである。
3代目となるこのタイプは,1969年10月にモデルチェンジされた。初代、2代目ともオープン2シーターだったが、クローズドボディになった。
2年後の1971年、輸出向けの2,400ccエンジンを搭載した"240Z"が追加された。一番ホットな"240Z"は直列6気筒の2.4ℓエンジンを持ち、最高出力は150馬力、最高速度は200Km/h以上で当時としては最高水準のパワーを持っていた。
今回製作したのは、マイクロエースの1/32 1971年式 ニッサン フェアレディZです。このキット、難易度高いと思います。
まず最初の課題は大袈裟なフロントバンパーでした。

次の難関はタイヤ。
このキット、箱のイラストと付属のタイヤのが全く違います。不良品かと思うぐらい違います。

そして、今回の塗装テーマはメタリックマイカです。
下地にシルバーなどのメタリック系、そのうえにクリアカラーを重ねます。
ソリッドカラーにはない深みのある塗装を表現できます。
しかし、塗装の厚みを均一にしないと、色むらがひどいことになるちょっと難しい塗装。
制作過程1
制作過程2
制作過程3
制作過程4
<フロントのスポイラー>
雪かきできそうなぐらい長いので切りました。ハセガワのエッチングのこぎりを使いました。
制作過程5
制作過程6
制作過程7
制作過程8
<タイヤ>
箱絵、実車とも似つかない全くサイズ違いの部品が入ってます。購入後、製作途中で途方に暮れていました。何週間も過ぎたころ、タイヤを縦に半分に切り、真ん中をパテで埋めるという方法をネットに載せている方がいらっしゃり、私も真似してみました。
制作過程9
制作過程10
制作過程11
制作過程12
<ボディの塗装>
下地にメタリックブルー、上塗りに(GSIクレオス色の素)シアンを使いました。
制作過程13
制作過程14
制作過程15
制作過程16
<ちいさなドアミラー>
0.5mmのドリルで穴をあけて、0.5mmの真鍮線を通しています。
制作過程17
制作過程18
制作過程19
制作過程20
制作過程21
制作過程22
制作過程23
制作過程24
制作過程25
制作過程26
制作過程27
制作過程28
制作過程29
制作過程30
制作過程31
制作過程32
<ヘッドライト>
銀色のお椀型をしたリフレクターなどという部品は入っていません。そもそもメッキ部品がないです。
リューターでヘッドライト部分に穴をあけまして、エポキシパテでリフレクター部品を作り、メッキシルバーネクストで塗装しました。
お椀型の凹みは、パテが柔らかい内に、細いやすりの柄を押し付けて整形しています。
制作過程33
制作過程34
制作過程35
制作過程36
<バンパー塗装>
ブラックで下地塗装&メッキシルバーネクストです。
<フロントのウィンカー>
部品は何もないので、ウィンカーのかたちに銀色の下地塗装、クリアオレンジで上塗りして表現しました。
<穴開けポンチ>
ライトやエンブレムなど、小さな円形部分の塗装に活躍しました。マスキングテープをくり抜くのに多用しました。
制作過程34
<あとがき>
苦労した割にはスケールが小さくて、見映えが今ひとつのような… 今回の製作実績を活かして、次回はフジミ模型の1/24にチャレンジです。
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