フジミ特撮シリーズNo.2 1/700「海底軍艦 轟天号」
撮影・制作
パパゴジラ さん ※2021年6月5日当店ギャラリーに掲載
作品解説
これも潜水艦だよね?」というこじつけは別として、特撮の世界で昔から好きだった東宝特撮映画「海底軍艦」の主役メカ「轟天号」を製作しました。
昭和38(1963)年、ワタシが1歳の頃公開された映画なので映像を見たのは数年前のDVDが最初ですが、「轟天号」のことは子どもの頃から知っており、平成16(2004)年の映画「ゴジラ FINAL WARS」にもほぼ往年の姿そのままに登場するなど、空想作品ながら印象に残る名艦だと思います。
水上水中はもとより空を飛び地底にも潜る万能戦闘艦ですが映画の流れを見ても艦影を見てもやはり「潜水艦」に分類するのが一番しっくりくるように思います。

キットで特筆すべきは艦首に装備の本艦最大の特徴「アルミ削り出し三重螺旋ドリル」でしょう。本物の金属による質感はそれだけでこのキットの印象を決定づけていると思います。

作品は改造なしの組み上げですが、収納可能であるドリル後方の地底侵攻用回転盤や艦体各部の翼類は取付が脆弱だったので、すべて展開状態で接着固定しております。艦橋各部には手すりなどのエッチングパーツもあり苦手な私はかなり苦戦しましたが何とかカタチにしました。
塗装はDVDを何度も見直した結果、艦体色はクレオスのヤマトグレイ、艦底色はタミヤのダルレッド、甲板色はタミヤの木甲板色をスプレーしてスミ入れ・汚しを施しました。本艦目玉の艦首ドリルは凹部につや消し黒を入れるだけのシンプルな仕上げですがそれだけで十分すぎるほどの質感です。上下艦体の合わせ目など荒っぽい仕上げになったところもありますが映画の雰囲気はある程度出せたのではないかと思っています。
今はDVDを観ながら画面の前に今回の作品をかざしたりして…まるで子どもですね♪

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