バンダイ:1/1000「宇宙戦艦ヤマト2202」
製作・撮影
パパゴジラ さん ※2017年10月16日当店ギャラリーに掲載
作品解説
バンダイの新製品、1/1000の「宇宙戦艦ヤマト2202」です。
2199版からのパーツの流用もありますが、ウイングなどの2202版新規パーツはさらに薄くシャープになり、それでいてしなやかな弾力もあって曲がることはあっても簡単には折れません。
名作2199版と比べればかなりのスタイル変更があり、好みの分かれるところでしょうが、純粋に一個の宇宙戦艦のキットとしてみればとても良くできていると思います。

作品は拙作2199版を旧日本海軍用のカラーで仕上げたので、今回はアニメのヤマトらしい色にしようと思いましたが、現在のところヤマト用の市販カラーはクレオスの2199版ヤマト用しかなく、2202版用としては色彩が明るすぎるので、キットの成型色をそのまま活かすことにしました。
無塗装のまま組み立てを進め、キリのいいところでクレオス筆塗りのNo.33つや消しブラックを薄めてスミ入れ。艦体など単位ごとのブロックが組み上がった段階でつや消しクリアを吹いております。

唯一、色を加えたのは1番・3番主砲塔周りの甲板で、指定色のブラウン系にどうしてもなじめず、2199版同様にタミヤエナメルXF-63ジャーマングレイとしました。
なお、艦橋頂部の艦長室の窓は、無塗装ではクリアパーツそのままの風合いなので、タミヤエナメルX-19スモークを薄く筆塗りして雰囲気を出したつもりです。

さて、敢えて苦言です。
BANDAI製品の素晴らしさは言を待ちませんが、今回のヤマト2202を見ても、特にヤマトシリーズには組み立て手順に不可解な点がいくつかあります。

普通に考えれば、まずは基礎になる艦体を組み上げ、続いて艦橋やらの上部構造物を組んで、最後にそれらを組み合わせて完成!…なのだろうと思いますが、この「ヤマト2202」を含め、BNDAIさんの1/1000シリーズでは「この段階でここにまだ取り付け られるパーツがあるのに…」次の別パートの段階へ…というのがとても多いです。その結果、あとで取り付けにくくなったり壊れる部品が生じます。

例えば何基も突き出るパルスレーザー砲。4連装の場合、説明書では砲塔に細~い砲身をセットしてから甲板に取り付けるとの指示ですが、取付穴がキツくてかなりの力を加える場合もあり、砲身折損のリスクが大きいです。
このような場合、先に砲塔を甲板に取り付けてから砲身をセットすればリスクは少ないでしょう。
「組み立て説明書どおりにやれば誰でもキチッと組める」のがプラモの基本。今後も期待します。
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