製作・撮影
パパゴジラ さん　※2017年09月24日当店ギャラリーに掲載

作品解説
今回も40年近く前の古い作品から、イギリス軍の特殊部隊「長距離砂漠挺身隊（L.R.D.G.）」仕様のトラック「デザートシボレー」をご覧いただきます。
基本的には昔のボンネットトラックそのままですが、砂漠戦に特化した改装によって独特の雰囲気と迫力がありますね。
同じ北アフリカ戦線の車輌ということで、すでに掲載していただいている「S.A.Sジープ」や「ブレンガンキャリヤー」、戦車なら「Ｍ３グラント」や「Mk.Ⅱマチルダ」などと組み合わせて並べても、いい感じかもしれません。
キットはタミヤらしくよくできているのですが、意外にアクセサリー類が少なくて荷室の空きが目立ちます。
また、このキットのタイヤは弾力のある硬質ゴムのような黒い樹脂で別部品になっており、初めのうちは実感も高くていい感じなのですが、さすがに40年も経つと恐らく空気に触れていることによる経年劣化が起こり、材料が硬化するとともに収縮も生じたようで、スペアを含む５本すべてのタイヤ側面に内側～外側方向の大きな亀裂ができています。
やはりタイヤなどのゴム製品も、オーソドックスに通常のプラスチックで成形し、作者が塗装で実感を出す方が長持ちするということなのかもしれません。
作品は普通にストレート組みでタミヤエナメルのXF-59デザートイエローを基本色にして仕上げております。