製作・撮影
パパゴジラ さん　※2017年01月28日当店ギャラリーに掲載

作品解説
本当に久々のメカコレウルトラマンの発売ですね。（もう終わったのかと残念に思ってました。）
今回は、ウルトラセブンの「ウルトラホーク２号」です。

劇中では１号と３号ばかりが多用されてかなり地味な印象ですが、こうして模型を手にしてみると、あの「サンダーバード３号」にも匹敵する見事な造形で、とてもカッコいいと思います。
作品は例によって改造なしの組立てで、組立て前にタミヤスプレーのAS-12シルバーメタルを吹き、箱絵を参考にしながら、組み立てと並行してデカールの貼り込みや細部の塗装をしました。
仕上げの半光沢クリアのスプレーも機体本体が組み上がった段階で実施し、３本のブースターと３枚の翼は別に仕上げてから装着しました。
デカールは幅１mm以下の赤いラインが９本もあって、この貼り込みに結構な時間を要しましたが、私的な印象として同じシリーズの「ホーク１号」のデカールよりは丈夫で、ゆっくり丁寧に扱えば、案外きれいに貼れます。
ただし、この細いラインの貼り付け位置は平滑ではないので、きれいに仕上げるにはスライドマークの定着剤や柔軟剤の使用は必須だと思います。
また、３枚の翼の赤いフチにもデカールが用意されているのですが、きれいに貼るために取り付け前に貼ってしまうと、本体に取り付けるときに力がかかってデカールを損傷する恐れがありますので、私はここだけクレオスの♯79シャインレッドで塗装しました。
これから製作される方の参考になれば、これほど嬉しいことはありません。
それにしてもこの機体、特に前半分が製図用のシャープペンシルにそっくりなんですよね。

製作中にブースターや翼がついていない本体を手に取ろうとして、マジで近くにあったシャープペンシルをつまんでしまいましたもの。(笑)
おそまつさまでした。お後がよろしいようで。