製作／2015年4月5日当店ギャラリーに掲載
北裏の斥候さん

作品解説
＜主な材料＞
ベニヤ板、ベースの集成材：ホームセンターの切れ端コーナーでそれぞれ54円。
発泡スチロール：家電を買った時の梱包材をスチロールカッターで板状にしました。新聞紙を丸めたものでも代用可能です。隙間を埋められ、 後で凹まなければなんでもＯＫですね。
石塑粘土：パジコラドールという粘土。固まってからも簡単に削れるので、人形作りにも好適でした。また、瓶入りのクロスクレイという液状粘土も活躍しました。これは石膏と比べ、固まる時間がおそいので刷毛塗りがしやすく、 なめらかな地面の表現に好適。枠板の段差を埋めるのにも使用しています。
石膏：石、岩の製作
針金：桜の木の幹、枝
鉢底石という軽石：石ころ、地面の凸凹用。
塗料：塗料のたぐいは、においがないのでアクリジョンのベージュや茶、白など。一部アクリジョンにラインナップがない色はミスターカラー。

＜主な工作＞
地面：紙と石塑粘土、細かくした軽石で作りました。
地面の草：地面におがくずを撒いて薄めたボンドで固定したものを、緑色に塗りました。
桜の木：幹と枝は針金に茶色くした液状粘土にボンドとおがくずを混ぜて質感を表現しています。 花は、薄ピンクに染めた白いスポンジをちぎって貼り付けました。白いスポンジにはメラミンスポンジがグッドでした
菜の花：ライケンをちぎって、地面に貼り付け。花は液状粘土を黄色と蛍光イエローで着色して花の元を作り、ライケンに塗り付けています。
水：川の底など水中になる部分を予め塗っておき、リアリスティックウォーターと言う透明樹脂を4、5回重ねて流し入れてます。
岩：ロックモールドと言う型枠に石膏を流しこみ、固めたもの。灰色やベージュなどで塗って、明るい色でドライブラシをかけてあります。
釣り人：針金と石塑粘土を材料に。細かい部分をカッターナイフで削って仕上げています。竿は伸ばしたランナーです。
その他：枠はベニヤ板を切り、液状粘土で隙間や表面を整えてから茶色に塗りました。
移動や保管のため、桜の木や車両は貼り付けていません。コンパクトになります
車両：陸上自衛隊の３トン半大型トラックと野外炊具１号（トレーラー）野外炊具１号とは、一度に600人分のご飯が炊ける機械です。
100人分のご飯が炊ける釜が６つあります。ご飯のかわりに煮物やみそ汁も作れます。釜の間にある機械は皮むき機やカッターです。