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ハセガワ:1:72スケール A-3 「川崎 キ61-I丁 三式戦闘機 飛燕」
三式戦闘機(さんしきせんとうき)は、1943年(昭和18年)に帝国陸軍に制式採用された戦闘機で、開発・製造は川崎航空機。
設計主務者は土井武夫、副主任は大和田信で、ドイツの液冷航空エンジンDB601をライセンス生産(国産化)したハ40を搭載しました。
当時の日本唯一の量産型液冷戦闘機で、他の当時の戦闘機と外観が異なっています。
水冷エンジンの大きなメリットは、細く機体を作れることにより、空気抵抗が減らせるため、速度が出せることです。
実際に、最高速度591km/hを発揮しました。また、三式戦は主翼が長く設計されています。これにより、安定した飛行性能が発揮されました。ただ主翼を長くすると、ロール性能が悪くなるので、補助翼の設計を工夫してカバーしました。
機体を細く作れる水冷エンジンでしたが、基礎工業力の低かった当時の日本にとっては、エンジンの生産・整備ともに苦労が多かったことも事実で、ごく一部の整備に優れた部隊を除いて故障に悩まされ、稼働率が低かったと言われています。
<キットについて>
キットの感想ですが、よくある標準的なものでした。部品どうしに多少の段差があるので、削って平らにならすと仕上がりが良くなります。大きな加工を求められることはありませんでした。
塗料にはクレオスのメッキシルバーネクストを使用しています。下地はクレオスのH8シルバーです。黒にすると金属光沢が非常に美しいのですが、どうも暗く重たい印象になるので、下地を銀色にしました。
機体の塗装は調布飛行場に展開した部隊のものを、ペイントで再現しています。
コクピット周りです。パイロットの腕の張り付け位置を変えて敬礼っ
合わせ目の修正
主脚格納庫を先に塗装
コンパスカッターを使って切り出すのは主脚格納庫のマスキングシート
先に塗ってみたものの、段差があるため削って修正します
一度銀色を塗ってみたものの、やっぱり合わせ目が気になってやり直すところ
日の丸、尾翼をペイントします
補助燃料タンク
プロペラとスピナー
機首上面につや消し黒。はみ出しの修正がしやすいようにエナメル塗料を使います
青いラインを先に塗装して、銀色塗装のためにマスキングしてみたところ
今回使用した塗料はクレオスのメッキシルバーネクストです
主脚カバーを着陸状態にするために、ノコギリで切りました
尾翼の部隊マークをペイントするのでマスキングテープを切り出します
マスキング完成
こんな感じ
<完成>