製作者・撮影
パパゴジラ さん

作品解説
以前投稿しましたシャーマン同様、10年以上前に購入しながら手付かずのままになっていた戦車、Ｔ-６２を作製しました。
お椀を伏せたような丸い砲塔や低いシルエットなど、戦後の名戦車Ｔ-５４／Ｔ-５５の特徴を色濃く受け継いだスタイルで、私は戦後のソビエト戦車では最もカッコいいと思っています。
Ｔ-７２以降現代に至るソビエト戦車もＴ-５４／５５の流れを汲んでいるように思えますが、より鋭角的なスタイルになって余裕を感じられず、「作ってみよう」という気になれずにいます。
ま、好みの問題に過ぎませんが…(笑)
塗装はタミヤスプレーのダークグリーン単色とし、タミヤエナメルのバフを綿棒で擦り付けた後、シャブシャブに薄めたつや消し黒を全面にササッと塗り、タミヤエナメルのレッドブラウンをちょこちょこっと付けて錆びなどの汚れを表現しています。
あと、この戦車は素組みだとベルト式のキャタピラの上側が宙に浮いてしまうので、左右とも１番目と５番目の転輪のところで黒糸で上側のキャタピラを転輪の軸に引き付けて結んでいます。
言われなければまず気づかれないと思いますよ