製作・撮影
パパゴジラ さん　※2015年12月26日当店ギャラリーに掲載

作品解説
続きましてⅣ号戦車シリーズ三昧第５弾です。
これも８ｔハーフトラックやヴィルベルヴィントと同じ20mm４連装高射砲38型をⅣ号戦車に搭載した対空自走砲ですが、移動中は砲の四方を囲む大きな四角い装甲版を戦闘時には平らに展開してプラットホームとし、 半開きにして砲の周囲を防御しながらある程度の対空戦闘も可能な設計だったようです。（半開きだと砲の俯角に制約がかかりますね。）
窮屈でも全周を防御したままフルに戦えるヴィルベルヴィントと、砲の前面以外は無防備だけど広々と戦えるメーベルワーゲン、当時の兵士にはどちらが好評だったのでしょうね。
なお、この20mm４連装のタイプは試作型で、量産型には37mm単装高射砲が搭載されたようですね。
この作品も35年くらい前の製作で、ヴィルベルヴィントと同様にダークイエロー単色を基本としてシンプルに仕上げています。