バンダイ:宇宙戦艦ヤマト 1/500コズミックモデル その2
製作者・撮影/2015年5月28日当店ギャラリーに掲載
パパゴジラ さん
作品解説
1/500旧ヤマトコズミックモデルに付属しているアナライザーを製作しました。
完全な(?)モナカ構造の「いかにも昭和!!」というキットですが比較的部品の合いも良く、かなり荒っぽい仕上げながらそれなりにサマになりました。
ただ(!)、足のキャタピラー部分だけは「ダメ」です。
ここも左右貼り合わせの構造なのですが、履帯のコマの継ぎ目の溝位置が完全にズレていてコマの幅もまちまちというお粗末さ。
仕方ないので卓上に置いたときに目に入る部分のみ(キャタピラー前後の車輪に沿って丸くなっている部分)紙やすりで表面を削り、継ぎ目の溝も幅は無視してナイフで削って左右の位置を合わせ、コマの大きさに切り出した0.2mmのプラ板をコマの上に接着して溝幅の調整し、併せて左右パーツの接着ラインを消しました。
完璧にはほど遠いですが普通に眺めるには気にならなくなりました。
メインのコズミックヤマトもそうですが、昭和のキットを見栄えよく仕上げるにはある程度の加工が必須であり、その分目指したとおりに完成したときの達成感は最高ですね。
その点2199ヤマトのキットは部品が合わないということも皆無で落ち着いて丁寧に作業すれば、少なくとも無塗装素組みで良ければほぼ確実にキチンと組み上がりますね。
これって本当にスゴいことで、年齢性別を問わずプラモデルを身近なものにしてくれたのではないかと思っています。
アンドロメダなどの旧モデルを今の技術でリニューアルしたら旧作ファンの製作意欲が刺激されるのでは…と思うのですが…。
バンダイ:宇宙戦艦ヤマト 1/500コズミックモデル
製作者・撮影/2015年5月21日に当店ギャラリーに掲載
パパゴジラ さん
いわゆるニューコズミックモデルと言われる再販版の1/500旧ヤマトです。
あの極端なデフォルメで知られるイメージモデルから上部構造物など主要なパーツを流用していることでも有名ですね。
そのため例えば同じ副砲塔なのに後方の第2砲塔が前方の第1砲塔より小さいなどのアンバランスがあることも結構知られていますよね。
作品は以前投稿しました1/700モデルと同じ仕上げにして比較を楽しむ仕様にしています。
艦首部分や第3艦橋、その前後のウイング(アンテナ?)がかなり大きめだったりして部分的に見ると確かにアンバランスですが、完成品を全体的に見ると不思議とバランスがとれており、ベストプロポーションと言われる1/700より力強い印象すら感じております。
このキットの最大のキモは左右艦体の合わせ目及び艦体と甲板の段差の解消にあると思います。
例によってこの大きなパーツの合いが非常に悪く、まず艦首部分を中心とした左右艦体の貼り合わせにひと苦労し、艦体と甲板の合わせ目はひさしかと思うほど段差が生じるためひたすらペーパーがけにいそしみました。完璧とは言えませんがいい感じに成型できたと思います。
改造らしい改造は主砲・副砲の砲身の長さを太めの材料で延長したことと極端に尻下がりだった第3艦橋の取付部分を削って姿勢を直したくらいですが、1/700でできなかったネタとして主砲砲身を1門ずつ可動にしたことが隠れたポイントです。
せっかく1門ずつ別パーツになっていますからこれを活かさない手はないということで、砲塔の中に収まる基部を0.8mmのピアノ線で串刺しにしてテンションを確保し、砲塔の底板で押さえることでグラつきのない1門ごとの可動ができるようになりました。
また、このキットのギミックとして安定翼の開閉があり、せっかくなので今回はキットのとおり組み立てました。
艦体内部で左右の翼同士が干渉を防ぐためか1/700モデルや映像と比べてもかなり小さめですが、開閉可能な翼というのは単純に楽しめてこういうのもたまにはいいですね
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