製作者・撮影
パパゴジラ さん

作品解説
先に投稿した1/700アンドロメダと同時に1/700「ヤマト」も商品としてはいいものが購入できたので、アンドロメダに引き続いて製作しました。
でも…、アンドロメダも手こずりキットでしたが、特に波動砲や主砲塔・副砲塔など全体的な彫刻表現や部品構成がアンドロメダよりも大きく劣っていて玩具の域を出ないレベル。
それでいて部品の合いがよくないので、ちゃんと作るのはとっても大変という「こまったちゃん」でした。(笑)
そこであっさり「おもちゃ」と割り切って、それでも何とか頑張って組み立てと基本塗装を終えてみれば、旧ヤマト当時のＴＶアニメや映画の雰囲気はむしろ良く出ていてスッキリした印象になったので、いつも仕上げに行うスミ入れ＆汚しはしないまま完成としました。
カラーリングはクレオスのヤマトカラースプレーの#01ヤマトグレイと#02ヤマトレッドのツートン。
最後にクレオスのスーパークリアつや消しで仕上げました。

＜主な加工ポイント＞
●波動砲 … 砲口内側のギザギザを0.5mm角のプラ棒で一本ずつ貼り付け、奥の発射孔シャッターも丸棒のスライスと細いプラ棒でそれらしく作ってみました。
●主砲塔・副砲塔 … 外見があまりに貧相なので砲身の前半分をカットして、長くて（主砲…＋5mm、副砲…＋2mm）太い自作品に交換。
主砲塔は砲口の穴あけと測拒儀の交換（1/1000ヤマト(2199)のジャンクパーツ流用）も行い、完成後も取り外せるように取付を差込式に変更しました。
●側面展望室 … 窓のモールドがほとんど見えないので、1/1000ヤマト(2199)のジャンクパーツから切り取って流用しました。
●補助エンジンノズル … 何もない平面にまるい外枠を貼るだけだったので、この平面にφ6mmの穴を開けて壽屋のバーニアノズルを埋め込んでから外枠を取り付けました。

●飾り台の取付け …
・飾り台：右舷艦体に差し込む形の取付部品を1/1000ヤマト(2199)のジャンクパーツに交換し、艦を載せる面の中央にφ3mmの丸棒を2cm程度上に突き出す形で植え付け。
・艦体：右舷艦体の飾り台取付穴をφ5mmのプラ棒でふさいで整形。艦底中央に飾り台に取り付けた丸棒の間隔に合わせてφ3mmの穴を開ける。（穴あけ箇所にはあらかじめ内側に1.5mm厚のプラパンを接着して補強。）
・最後に艦底の穴に飾り台のプラ棒を差し込めばＯＫ。広くて平らな艦底ですが滑ることなく安定して飾れます。