バンダイ:宇宙戦艦ヤマト1/700「地球防衛軍旗艦アンドロメダ」
製作者・撮影
パパゴジラ さん
作品解説
コンディションの良い1/700アンドロメダが手に入ったので早速作ってみました。
何分にも再販とはいえ古いキットで船体パーツの合いが悪く、特に艦首連装拡散波動砲フレームの取付部分に大きな段差があって調整が結構大変でした。
基本的にはストレート組みですが、全体にディテールが甘いので自作や市販パーツの流用などで簡単な加工を加えています。
特に主砲塔は組立て後の塗装や加工を容易にするため船体への取付けを単純な差し込み式に改造し、後方下面の大きな空洞は砲塔を旋回させたときに下から丸見えなので0.2mmプラ板で塞ぎました。
さらに主砲砲身は先端の形状がいびつなので12門すべて中途で切断し、ウェーブのテーパー丸棒1.0mm→3.0mmを加工して砲身前部を自作換装、0.8mmのピンバイスで砲口を開口して砲身の肉厚感を表現しました。
このキットは波動砲発射口とエンジン噴射口をムギ球(懐かし~!!)で電飾出来るようになっており、赤いクリアパーツでパーツが成形され、電池やスイッチを飾り台内側にセットする仕組みになっていますが、ワタシは電飾をしないのでクリアパーツもしっかり塗装し、飾り台の古代・森雪のレリーフはスイッチの穴塞ぎのために直接接着しています。
塗装は以前投稿させていただいた旧メカコレのアンドロメダと同じく、基本色はタミヤスプレーエナメルTS-88チタンシルバー、映像でクリーム色の箇所はTS-87チタンゴールド、艦尾のメインノズルをタミヤエナメルXF56メタリックグレーとし、つや消し黒でスミ入れ&汚しを加えてからつや消しクリアで仕上げました。
設定とは違う金属色ですが、なぜかワタシのアンドロメダに対するカラーイメージは昔からこういう色調であり、それなりの雰囲気は出ているのでは…と思います。
完成してみれば、全体的なプロポーションやバランスはあの高額な超合金魂よりもはるかに優れていますが艦橋の形状などはメカコレの方が設定に近く、サイズや定価の価格差などを考えればメカコレ「アンドロメダ」のキットとしての出来の良さが際立つ結果となりましたとさ。(チャンチャン♪)
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