アコモデーション（客室設備）改善された183系1000番台が登場。グリーンとレッドのストライプを配したフレッシュなイメージのボディカラー、ワイドになった客室窓、バケットタイプシート、2＋1配置でゆったりしたグリーン車座席などのハイグレードな設備を誇っています

飛行機のような、先頭のロングノーズと、真円に近い車体断面・T字パンタの採用で空気抵抗と騒音低減を図っています

E231系は209系・E217系の後継車として、またJR東日本の新しい標準形の電車として、平成12年（2000）に登場しました。 1000番台は小山電車区配属の近郊形グループで、セミクロスシートやトイレ、ドアの開閉スイッチなどの長距離運用に必要な設備を備えています

上越線で昭和57年（1982）まで活躍したボンネットタイプの特急列車181系

特急「あさかぜ」が登場したのは昭和31年（1956）11月のことで、東京～博多間を17時間代で結ぶという当時では画期的な列車として好評を博しましたが、登場当時は旧形客車で編成されていたこともあって、旧式な客室設備を指摘されることもありました。しかし昭和33年（1958）10月に最新鋭の20系化が行われ、たちまち鉄道車両の花形に踊り出ました。それはナハ10系で成功をおさめた軽量構造を取り入れ、これまでの客車には見られなかった固定編成方式を採用し、全車固定窓の冷暖房完備、空気バネ台車を採用した乗り心地の改善、各車両に電気を供給する電源車の登場と、衝撃的な内容で満ちていたからです。 特急「あさかぜ」の20系化は絶大な人気と「ブルートレイン」という愛称で親しまれ、「さくら」「はやぶさ」「みずほ」と続く特急寝台列車の先駆けとして、その存在を不動のものとしました

281系「はるか」は、平成6年(1994)に開港された関西国際空港への京阪神地区からのアクセス用特急形電車として登場

カナリヤ色（黄色5号）の101系は、当初山手線色として登場しましたが、続いて総武・中央緩行線にも投入されました。のちに山手線の完全103系化による101系撤退により、カナリヤ色は総武・中央緩行線カラーとなり、以降同線で長く活躍しました

リゾート列車の草分けとして、昭和34年（1959）に登場した157系は、「日光形」の愛称で親しまれ、準急「日光」「なすの」として活躍したあと、昭和51年（1976）の引退まで、特急「あまぎ」、「白根」などで活躍

251系スーパービュー踊り子は、平成2年(1990) 4月に登場しました。ダブルデッカー車両とハイデッカー車両で構成されており、大胆な曲面を多用した斬新なフォルムが特徴。※平成14年のリニューアル前の旧カラーの商品となります

80系は、昭和30年代以降の車両に大きなデザイン的影響を与えた独特な前面形状とカラーリングで「湘南電車」の愛称で親しまれました

JR北海道キハ283系は、特急「スーパー北斗」で活躍するキハ281系の改良形として、平成9年(1997)3月に特急「スーパーおおぞら」でデビューした、振り子式特急形気動車

首都圏で人気の253系〈成田エクスプレス〉は「N’EX（ネックス）」の愛称で、新東京国際空港（成田空港）と都心を結ぶアクセスの特急として平成3年（1991）3月に登場